経営幹部としての転職。面接を成功させるポイントとは?

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経営幹部を目指して転職活動する場合、面接は社長や経営層が実施するケースが多いです。しかし「経営層との面接対策をどうすべきかわからない」という方もいるのではないでしょうか。経営幹部への転職をスムーズに進めるためにも、事前に万全な対策をして面接本番に臨みたいものです。

そこで本記事では、経営幹部に転職するための面接でよくある11の質問や、面接を成功させる3つのポイントを解説します。経営幹部を目指す方は、ぜひ最後までご一読ください。

 経営幹部に転職するための面接には、どのような特徴がある?

一般的な企業面接は、基本的に人事部や現場責任者が担当します。一方で経営幹部の面接は、一次面接から社長をはじめとした経営層が担当する場合も多いです。

経営幹部は企業の重要ポストであるため、人間力を見極めることを重要視してます。そのため経営幹部の面接では、

  • マネジメントについての質問
  • 現場でのリアルな課題についての質問

など、より本質的な話に発展することが最大の特徴です。

 経営幹部に転職する際の面接の流れ!よくある11の質問

経営幹部に転職する際の面接は、その企業の経営層が担当することが多いです。そのため、面接の担当者が経営層であることを意識した面接の準備が必要となります。

そこで次に、面接でよく質問される内容について詳しく解説します。

  1. 自己紹介・自己PR
  2. これまでの経歴
  3. 転職・退職理由
  4. 志望理由
  5. 前職での成功・失敗体験
  6. 長所・短所
  7. 仕事で大事にしていること
  8. 現時点で考えている今後のキャリアプラン
  9. 現在の年収と希望する年収
  10. 一緒に仕事をするメンバーと接する際に意識していること
  11. 逆質問

事前に入念な準備をすることで、面接の通過率は高まるでしょう。

 1.自己紹介・自己PR

面接の冒頭では、自己紹介や自己PRを求められることが多いです。自分の魅力を自由にアピールできるチャンスであるため、

  • 挨拶・名前
  • 簡単な職務経歴
  • 締めの一言

など、話す内容を決めておきましょう。このとき、履歴書や職務経歴書を見ればわかる内容だけでなく、プラスアルファのアピールポイントを盛り込むと好印象です。

過去の経歴や実績が豊富な場合、全てを伝えるために自己PRが長くなる人もいます。しかしいくら伝えたい実績があっても、長々と話してしまうと「要点を端的にまとめられない人」という印象を面接官へ与えかねません。そのため自己紹介や自己PRは基本的に2〜3分、長くても5分以内でまとめるよう注意してください。

自己 紹介 面接

自己紹介についてはこちらの記事でも詳細に解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

 2.これまでの経歴・職歴

簡単な自己紹介を終えたら、これまでの経歴や職歴について質問されることが多いです。そのため事前に自身の経歴や職歴について、以下の項目を時系列でまとめておくとよいでしょう。

  • 携わった業務内容
  • マネジメントした人数や業務の規模
  • 数値や指標でわかる、得られた成果
  • 業務を通して身に付いたスキルや経験

このとき、現場のみで通じる用語の使用は、伝わりにくいため避けるよう注意してください。また、過去の全ての経歴について細かく話してしまうと、面接者の印象が薄まってしまいます。

したがって、転職先の企業の課題感などを事前に分析し、自身のどの経歴がどう活かせるのかを絞ってアピールすることが重要です。

 3.転職・退職理由

転職・退職理由については、「現職の環境では自身の目標を実現できないが、御社でなら達成できる」というように、前向きな回答をすることが重要です。たとえ本当の転職理由がネガティブなものだったとしても、それを伝えてしまうと「不満を感じたらすぐに辞めてしまうのではないか」と警戒される可能性も。

特に経営幹部は企業にとって重要な役職であるため、長期間に渡って勤め続ける人材を求めています。そのため面接で転職・退職理由を聞かれた際は、ポジティブな返答ができるよう、今後のビジョンや達成したいことを明確にしておきましょう。

 4.志望理由

経営幹部に転職した場合、事業の方向性の決定などに深く関わっていくこととなります。そのため経営幹部に転職する際の面接では、事業の深い部分まで理解した上で志望動機を述べることが必要です。

企業のホームページを見ただけで作ったような表面的なものでなく、業界の理解や課題感を捉えた志望理由があれば、その企業で働きたい意欲をアピールできます。

 5.前職での成功・失敗体験

前職での成功体験は、自身の経歴を大きくアピールできるチャンスです。過去に関わったプロジェクト内容や成果について、数値や指標を交えながら客観的に伝えましょう。

結果だけでなく、その成果を得るためにどう課題を捉えて改善したのか、プロセスまで具体的に伝えることも重要です。

面接 自己PR

また失敗体験でも同様に、失敗した際の原因分析や、改善するために実施した内容などを話してください。さらに失敗から得られた知見やスキルについても言及できるとよいでしょう。

 6.長所・短所

長所や短所についての質問では、面接者が客観的に自身を捉えられているかをチェックされています。そのため長所を述べる際は、その能力が活かされたエピソードと共に話をすると説得力が増し、印象が高くなりやすいです。

また短所について述べる際は、ただネガティブな流れで話を終わらないよう注意してください。欠点を認めた上で、それを補うために改善・努力していることを伝えるとよいでしょう。

 7.仕事で大事にしていること

仕事観についての質問では、仕事で成果を出すために重視していることを問われています。したがって事前準備として、実行力やスピード感、コミュニケーションなど、自身が仕事をする上で大切にしていることを書き出すとよいでしょう。

そしてピックアップした項目に対する具体的なエピソードを加えれば、あなたの重要視している要素を面接官にイメージしてもらいやすいです。

注意点として、このとき「これだけは絶対に譲れない」という強すぎるこだわりを見せてしまうと、柔軟性のない人間として評価される可能性もあります。経営幹部は時代や市場の需要などに合わせて、柔軟にビジネスを進める必要があるため、融通が利かない要素は強調しすぎないようにしましょう。

 8.現時点で考えている今後のキャリアプラン

経営幹部は事業の成長と持続に欠かせない重要な役職であるため、企業は新たに迎え入れた経営幹部は中長期的に務めることを望んでいます。そこで重要視されるのが、転職者の考えるキャリアプランです。

転職者が思い描くキャリアと、企業が考える事業の今後の方向性が合っていないと、ミスマッチが発生してしまいます。したがって、面接の前に企業の事業について調べ、自身のキャリアプランとの共通する部分を探してください。

そして、自身のキャリアプランと転職先の事業の方向性が合っていることをアピールすると、採用されやすくなります。

 9.現在の年収と希望する年収

希望する年収についての質問は、転職条件をすり合わせるだけでなく、転職者が自身の価値をどう評価しているかを認識するためのものでもあります。もし現在の年収よりも高い年収を提示するなら、それ相応の説得力のある実績アピールが必要です。

とはいえ採用されるために、あえて希望年収を低めに見積もる必要はありません。自身の価値を高めるために、交渉する材料を集めることが重要です。

また現在の年収については、偽りなく回答することが必須です。もし採用された場合、提出する書類などで正確な年収はわかるため、虚偽はすぐに発覚してしまいます。

 10.一緒に仕事をするメンバーと接する際に意識していること

経営幹部は業績向上のために、多くの従業員を率いる仕事です。そのため転職者のマネジメント能力を確認するために、「一緒に仕事をするメンバーと接する際に意識していること」という質問をします。

マネジメント

この質問をされたときは、過去に部下やチームメンバーと業務を遂行する際に意識したことや心がけていることを、実例と共に伝えましょう。このとき意識したことによって得られた成果まで説明できれば、より説得力が増します。

 11.逆質問

面接の最後では、「なにか質問はありますか」と逆質問される場合が多いです。ここでなにも質問しないと、熱意や意欲のない面接者という印象を持たれます。そのため、企業の課題感や今後の対策についてなど、経営幹部の視点で質問するとよいでしょう。

経営幹部の採用面接は面接官が経営層であるケースも多いため、課題やビジョンなどの話ができれば、採用された後の仕事についてもイメージしやすくなるはずです。

 経営幹部になるための面接を成功させる3つのポイント

ここまで、経営幹部に転職する際の面接でよくある質問について解説しましたが、実際に面接を成功させるには、3つのポイントがあります。

  1. 自己分析を深める
  2. 事前準備を徹底する
  3. 身だしなみやマナーにも気を配る

このポイントを知って実践することで、より面接を通過しやすくなります。3つ順番に見ていきましょう。

 【ポイント1】自己分析を深める

経営幹部へ転職するなら、自己分析を深めましょう。自己分析をすることで、他者より優れた部分を見つけることが可能です。

例えば、

  • 性格
  • 過去のキャリア
  • 身に付いているスキル
  • プライベートの興味・関心

など、自分を形成する様々な要素について書き出してください。そこから、経営幹部への転職活動の中で活かせる自身の強みを抽出しましょう。そして強みに対して、それが強みだと理由付けるエピソードや実績を付け足します。

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経営幹部の転職では、特に即戦力な人材が求められます。自己分析を徹底的に行えば、自分がなぜ転職先で活躍できるのか説得力を持ってアピールすることが可能です。

 【ポイント2】事前準備を徹底する

先ほど、経営幹部の面接でよくある質問について解説しましたが、その回答を事前に用意しておくことも重要です。

単純な返答を用意するだけでなく、数値や成果などを交えた論理性のある回答を準備しましょう。また回答する際は、結論から述べると内容が伝わりやすくなります。

そして質問への回答を用意したら、質問された状況を想定して面接の練習をしてください。事前に面接の練習をすることで、本番でも落ち着いて回答しやすくなります。

 【ポイント3】身だしなみや話し方などのマナーにも気を配る

面接の受け答え内容は重要ですが、見た目や話し方などのマナーに気を配ることも必須です。「メラビアンの法則(参考:グロービス経営大学院「MBA用語集」)」によると、コミュニケーションにおいては、見た目や表情、話し方などの非言語情報の重要であると説かれています。

話をする相手の印象を決める要素には、視覚・聴覚・言語の3種類があります。それぞれが話し手の印象に与える影響は、以下のとおりです。

  • 視覚(話す人の見た目)…55%
  • 聴覚(声のトーンや話すスピード)…38%
  • 言語(話す内容)…7%

特に重要となるのが、言語情報と非言語情報の一致です。話している内容は素晴らしいのに、話し方や見た目の印象が良くないと、それだけで大きなマイナス感情を与えてしまうというのです。

また身だしなみや話し方だけでなく、話をしているときに相手の目をしっかりと見る、姿勢を正すなどの基本的なマナーも重要です。

 エン社長候補は、選考に関するサポートも充実している

経営幹部に転職するための面接では、一次面接から社長をはじめとする経営層が参加するケースも少なくありません。そのため事前に面接対策をしておくことで、落ち着いて自身をアピールすることが可能です。

とはいえ、経営層が参加する面接対策について、不安に感じる方もいるでしょう。その場合は、経営幹部の転職サポートに強みを持つ「エン社長候補」の利用をご検討ください。

エン社長候補では、面接前にエージェント担当者と面談ができます。そのため、これから面接を受ける企業についてより詳しく知ることが可能です。

またエン社長候補で紹介する求人では、転職を希望する企業の経営層と内定までに3時間以上面談ができます。事前にお互いの理解を深められるため、ミスマッチが起こりにくいです。

エン社長候補の登録・利用は無料であるため、経営幹部へ転職したい方はぜひ登録してみてはいかがでしょうか。

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